長寿のお祝いに贈りたいお花【2021年最新版】

長寿祝いとは

長寿祝いとは長寿を祝う節目の誕生日にお祝いをする事をいいます。
長寿祝いは、60歳をお祝いする還暦からはじまり、古稀、喜寿、傘寿、米寿などの節目のお祝いがあります。
これらの節目を総称して「賀寿(がじゅ)」と呼び、長寿をお祝いするとともに、尊敬や感謝の気持ちを伝える大切なイベントです。
長寿祝いでは、家族や親戚が集まって食事をするケースが多いですが、その際にプレゼントとしてお花を贈る事が多いです。お祝いの席に華やかさを添える、とっておきのフラワーギフトはいかがでしょうか？

長寿を祝う年齢と由来

長寿祝いは、昔から数え年の誕生日に祝うものでしたが、最近では満年齢で祝う人も増えているようです。
ただし、還暦だけは必ず満60歳、数え年61歳でお祝いするのがしきたりです。
「人生50年」とも呼ばれた昔は、「還暦」まで長生きすることが珍しい時代でした。
平均寿命が長くなった現在は、60歳を超えても元気な人が多くなりました。
そのため、還暦はあまりおおげさなお祝いをせず、「古稀（数え年70歳）」や「喜寿（数え年77歳）」くらいから家族やお仲間で祝うことも増えてきています。

「還暦」60歳（61歳）　：60年で十干十二支が一巡し、もとの暦に還［かえ］るという意味です。

「古稀」69歳（70歳）　：中国の詩人、杜甫の「人生七十古来まれなり」に由来しています。

「喜寿」76歳（77歳）　：喜の字の草書体が七を三つ重ねた形になり七十七と読めることに由来しています。

「傘寿」79歳（80歳）　：傘の略字が八と十を重ねた形になり八十と読めることから由来しています。

「米寿」87歳（88歳）　：米の字を分解すると八十八となることに由来しています。

「卒寿」89歳（90歳）　：卒の字の略字「卆」は九十と読めることに由来しています。

「白寿」98歳（99歳）　：百の字画から一を取ると「白」の文字になることに由来しています。

「百寿」99歳（100歳）：百寿は「ももじゅ」と呼び、百歳を表しています。ほかにも1世紀が100年であることに由来して「紀寿（きじゅ）」と呼ばれることもあります。

※（　）内は数え年

長寿祝いのカラー

長寿祝いには、それぞれに祝いのカラーがあります。

還暦：還暦祝いのシンボルカラーは赤色です。赤色には魔除けの効果があるとされており、昔は産着にも使われていました。そのため、還暦のお祝いには赤い色のものを身に着けるのが一般的です。

古希：古希祝いのシンボルカラーは紫色です。古来、紫色は日本で高貴な色として親しまれてきました。「長生きしてほしい」という敬意と願いを込めて、古希祝いに用いられたと言われています。

喜寿：喜寿祝いのシンボルカラーは紫色で、尊敬や優雅、気品の意味が込められています。

傘寿：傘寿祝いのシンボルカラーは黄色か金茶色、紫色。どの色も間違いではありませんが、幸運を呼ぶ意味がある黄色・金茶色が多く選ばれています。

米寿：米寿祝いのシンボルカラーは黄色・金茶色・金色で、明るく華やかで縁起のいい色として好まれています。

卒寿：卒寿祝いのシンボルカラーは上品で高貴な色といわれている紫色ですが、特に深紫（しんし）色が多く選ばれています。

白寿：白寿祝いのシンボルカラーは白色です。白色は健康・神聖・祝福という意味があり、お祝いにふさわしい色合いです。

百寿：百寿祝いのシンボルカラーは白色、桃色、金色です。どれもお祝いにふさわしい色ですが、百という漢字が「もも」とも読めることから桃色（ピンク色）のギフトを用意する人が多くいます。

お祝いの仕方

長寿のお祝い、パーティーは、かつては節目を迎えたお祝いをされる方が主催となりお祝いの会を開いていましたが、現在では家族や身近な人が誕生日会と合わせてお祝いの会やパーティーを開くことが一般的なようです。
長寿のお祝いの仕方は、誕生日パーティーと同じように特に決まったお祝いの仕方はありません。
節目を迎えたお祝いされる方の意向に沿った形がよく、お祝いの記念品を贈ったり、お食事会の開催やご招待などがあります。

長寿祝いのマナーと相場

「老い」を連想させるモノはNG

便利なものを贈りたい、という気持ちは大事ですが老眼鏡や杖などは「老人」を連想させるため、お祝いの贈り物としては向いていません。
また、日本茶も香典返しや法事などの仏事に際に利用されることが多く、気にする方もいらっしゃいます。
お茶が好きな方には、お茶に合う和菓子などを贈ると良いでしょう。

また「苦」や「死」を連想させるものを贈ることはタブーとなっています。
例えば、髪をとかす「くし」などがそれにあたるでしょう。

ほかにも縁起のよくないものを贈ることは控えましょう。
贈り物をするときは、よくない意味が含まれていないか一度確認した方が良いでしょう。

長寿祝いの相場

長寿祝いの金額の相場は、平均1万円から3万円程度円です。
社内や友人に贈る場合は、連名で贈り物をする事もあります。
その場合は、１人あたり　3,000～5,000円程度を目安に考えると良いでしょう。

身内の場合：10,000～30,000円
知人の場合：5,000～10,000円
同僚、取引先の場合：3,000～10,000円

花ざかりでは用途に合わせたオススメ商品をご用意しております。
お気軽にご相談くださいませ。

お祝いを贈る時期

長寿祝いを贈る時期は、誕生日の２週間前～前日が良いでしょう。
当日はお祝いで出かける場合も多く、不在の可能性があります。
どうしてもお祝いの当日に間に合わない場合は、１週間程度であれば遅れて贈ることも可能です。
十分お祝いの気持ちは伝わるでしょう。

また、会社や友人でお祝いのパーティを開催する場合、花束など手渡しできるサイズの贈り物は
会場で感謝の言葉や手紙と一緒に渡します。
相手の顔を見て贈ることで、より気持ちが伝わります。

鉢植えの植物など大きな贈り物の場合は、事前に会場に届くように手配をすると良いでしょう。
またお花を贈る場合は、お誕生日や長寿を祝う当日または前日に届くようにお花の配送を手配しておくのがよいでしょう。

長寿祝いのプレゼントの選び方

縁起が悪い品物は避ける

長寿祝いの贈り物には、縁起が悪いとされる品物は避けましょう。
たとえば、櫛は「苦、死」をイメージさせ、櫛の歯が欠けることは縁起の悪い凶兆とされていますので、長寿祝いにはタブーとなっています。
また、「供花」でよく使われる菊も葬儀や仏事を連想させるので、避けましょう。

お祝いの華やかな雰囲気を演出する品物を贈る

年齢を重ねるごとに祝う、長寿祝い。
身体的には変化を感じながらも、心はまだまだ若いという方も多いことでしょう。
少し若年層向けのものや気持ちが華やぐアイテムが選びましょう。
特に女性の方なら、いくつになっても贈られてうれしいフラワーギフトはどの賀寿にもおすすめです。

相手の健康状態を気づかう

高齢になればなるほど、体力や健康状態などは、年齢よりも個人差が大きくなってきます。
「米寿」を迎えてもまだまだ現役という方がいる一方、「喜寿」の方でも体力に自信がなくなってきている方も。
たとえば、食品を贈るなら制限されているものがないか、趣味のアイテムを贈るなら以前と同様に楽しんでいるかなど、年齢だけを基準にせずに現在の相手の健康に配慮しながら選びましょう。

長寿祝いのおすすめのプレゼント

還暦　60歳（数え年61歳）の方：「赤い品物」を贈るのが一般的な還暦祝いですが、若々しくアクティブな60代が増えてきている現在では、ちゃんちゃんこや頭巾などよりも「相手に喜んでもらえる品物」を贈る方が増えているようです。
生花やお酒、リビングアイテムや趣味のグッズなどから、赤い色を選んで贈るのはいかがでしょう。
また、名入れで特別感を出すのもおすすめです。

古希　69歳（数え年70歳）の方：体力・気力とも現役と変わらずという人が多いこの世代へのお祝いは、健康グッズや日頃の疲れを癒やしてくれるアイテムなどが喜ばれます。
「古稀」のイメージカラー、藍色の日常使いできるアイテムもおすすめ。
自分たちで自由に行き先が選べる旅行券や食事券、美味しい物を食べる喜びが元気を与えてくれる各地の名産品のお取り寄せなども人気があります。

喜寿　76歳（数え年77歳）の方：ご自身の身体の状態が気になるという方も少しずつ増えてきます。健康に気遣った食品や毎日の生活を豊かにしてくれる品物、気持ちを華やかにしてくれるアイテムも人気です。また、熟練の職人技が光る一品や、なかなか手に入りにくい老舗の銘菓なども喜ばれているようです。「喜寿」のイメージカラー、黄色の花束やアレンジメントフラワーをセレクトするのもおすすめです。

傘寿　79歳（数え年80歳）の方：自身でも人生を振り返りながら、周囲の人たちに感謝する良いきっかけになると考えている方が多いのではないでしょうか。
友人や家族との思い出を飾るフォトフレームは人気が高くおすすめです。
また、「傘寿」にちなんで、上質な傘を贈る方も。
その場合は、身体に合った長さや、持ちやすく軽い傘を選んでみてはいかがでしょうか。

米寿　87歳（数え年88歳）の方：かつては、米にまつわる道具などを贈っていたようですが、現在ではブランド米や米の加工品が人気を集めています。
特に米は、ブランド化が進み、産地ごとに美味しいこだわりの米が揃っています。まさに「米寿」の祝いとしておすすめ。また、「べいじゅ」という音から、ベージュのアイテムを贈る方も多いようです。
米寿のイメージカラー、黄色のお花もおすすめです。

卒寿　89歳（数え年90歳）の方：日本人の平均寿命を超える89歳（数え年90歳）のお祝いですから、贈り物選びは「これからも若々しく、いつまでも人生を楽しんでください」という気持ちを形にすることが大切です。
「卒寿」の祝いの色である紫をモチーフにしたお花やグッズ、長寿の象徴として用いられる鶴や亀などの縁起の良いデザインのアイテムがおすすめです。

白寿　98歳（数え年99歳）の方：お祝いでまず気にかけたいことは、相手の健康状態です。健康な方なら、お酒や甘い物を贈ることができますが、食事制限がある方には贈る食材にも配慮が必要です。
また、体力の衰えとともに、重たい物を持つのも難しくなります。
身に着ける衣類などは、軽い素材で肌触りのよい品を。
一枚あると体温調節に便利なネックウエアや体を支えるクッションなどもよいでしょう。
イメージカラーの白いアイテムやお花もおすすめです。

百寿　99歳（数え年100歳）の方：100歳を超える方は全国に約80,000人（＊総務省統計局「高齢者の人口」2021年2月時点データより）おり、元気な百寿の方の祝いも少なくない時代になりました。
お祝いに贈りたい品は、まず「祝い酒」とも言われる慶事にふさわしいお酒がおすすめです。
100歳を迎えられた長命をお祝いするのにふさわしく、祝福するご家族など周りの方も一緒にいただいて、長寿にあやかりおめでたさを分かち合うという意味もあります。
お相手の好みと健康状態などでセレクトしましょう。
ご家庭に飾っていつも見ることのできる華やかな花束、などもおすすめです。

長寿祝いにお花ギフトがおすすめ

還暦祝いをはじめ長寿祝いの贈り物、ギフトやプレゼントにはお花が大変喜ばれます。
ご自宅宛にお花を贈るなら胡蝶蘭やミディ胡蝶蘭、花束やアレンジメントフラワーが良いでしょう。
胡蝶蘭がおすすめの理由はこちらの記事を御覧ください。

長寿祝い・歳祝いに贈る胡蝶蘭

還暦祝いや長寿祝いにプレゼントや贈り物をするなら記念の賀寿（○○祝い）を明記して
お祝いの気持ちを伝えることが一番大切です。

花ざかりでしたら、15時までのご注文で最短翌日お届け可能です！お気軽にご相談くださいませ。

翌日・当日お届け可能（対応地域のみ）
営業時間内であればメール・お電話・チャットによるご質問にお答えすることが可能

ラッピングに長寿のイメージカラーを

花ざかりでは様々なラッピングに対応しております。
長寿のイメージカラーに合わせて同じ色でラッピングすると喜ばれます。
またより見栄えの良い有料の豪華ラッピング（1,100円）もございます。

長寿祝いに添える立札・メッセージカード

立札をつけましょう

長寿祝いにお花を贈る場合には、立札をつけるのがマナーです。
立札の内容は、誰が贈り主かを一目で分かりやすく目立たせるために「お祝いの用途＋贈り主名」の形で贈ることが一般的です。

【記載例】

・「祝」「御祝」・・・どのようなお祝いにもお使いいただけます。
・「敬寿」「賀寿」・・・長寿祝い全般にお使いいただけます。
・「祝還暦」「祝古希」「祝喜寿」「祝米寿」「祝白寿」・・・それぞれの長寿祝いを贈る場合

祝還暦　〇〇株式会社　代表取締役　×× ××
御祝　〇〇株式会社　代表取締役　×× ××

花ざかりでは無料で立札を付けいたします。
有料の木札（1,100円）もございます。紙札よりも高級感があるのでおすすめです。

メッセージカードで感謝の気持ちを

花ざかりではメッセージカードを添えてお贈りすることも可能です。
立札と比べて、自分の言葉でお好きなメッセージを記入する事ができるので、親しい方への贈り物に向いています。
特に決まりはないので自由に書いていただく事が出来ます。

【文例集】
・喜寿のお祝いを申し上げます。いつもご指導いただき、大変感謝しております。これからも益々お元気にお過ごしください。
・還暦おめでとう。今まで家族のためにありがとうございます。これからは、自分の時間も大切に楽しく過ごしてください。
・謹んで米寿のお祝いを申し上げます。ますますお元気で、明るく楽しい日々を送られますよう、心よりお祈りいたします。

花ざかりでしたら、＋110円（税込）にて、立て札とメッセージカードお二つともご用意することが可能です。