知っていますか?胡蝶蘭をお祝いで贈る意味

社会生活を営んでいると様々なお祝いのシーンに遭遇します。
何を贈ったらよいか迷いますが、ほとんどのお祝いに使えて、喜ばれるのが胡蝶蘭です。
花が嫌いな人は少ないですが、その中でもお祝いとして贈る側からも贈られる側からも喜ばれている理由はなんでしょうか。
贈る理由と贈られる理由、選び方や贈る時の注意点などをまとめてみましょう。

胡蝶蘭が贈り物として選ばれている理由

胡蝶蘭がお祝いの花として定着している大きな理由は、「幸福が飛んでくる」という縁起のいい花言葉にあります。
「根付く」を連想させる鉢植えになっていることが多く、幸福が根付くに繋がり、おめでたいシーンにはピッタリです。
香りが弱く、食べ物を出すお店など、強い香りの花は避けたいところに置いても邪魔になりませんし、花粉も少ないので服を汚す心配も少ないです。
花は生き物ですから贈られた相手が世話をしなければいけませんが、胡蝶蘭は意外に開花時期が長く、贈る相手に負担をかけないという理由もあります。
普通は咲く季節が決まっている花ですが、胡蝶蘭は日本では1年中温室で栽培されているため、季節を選ぶ必要もありません。

どんなサイズが喜ばれる?

お祝いの気持ちを現すために、大きな胡蝶蘭を贈りたいという気持ちもわかります。
きっと贈られた方も、感謝の気持ちでいっぱいになるとは思います。
ただ場合によっては、気持ちが溢れすぎてしまうとありがた迷惑ということも有り得ます。
新築祝いや開店祝いなどで贈ることも多い胡蝶蘭ですが、家やお店に比べてあまりにも立派なものを贈ると、逆に嫌味に取られることもあります。
置く場所の広さを考慮して、見合うサイズのものを贈りましょう。
30センチ前後の小ぶりのものもあり、お友達の誕生日などのちょっとしたお祝いに贈ってもおしゃれです。

何本立ちという言い方をします

会社や大きなパーティーに贈る時は、会場も広く、豪華なものを贈ることも多いでしょう。
胡蝶蘭の豪華さの基準となるのが、本数です。
鉢の中にある胡蝶蘭の数によって、3本なら三本立ち、5本なら5本立ちという呼び方をするのが胡蝶蘭の特徴でもあり、本数の多さが贈る側、贈られる側のステータスにもなっています。
一番主流で人気があるのは3本立ちで、
ちょっと気合が入っている時は5本立ちが選ばれている傾向があります。
授賞式などのパーティーには華やかさを演出したいもので、贈られる側も一世一代の晴れ舞台ですから、本数の多いものを贈ることが多いようです。

24時間注文可能な通販が便利です

お花屋さんに行って自分で花を見て選ぶのもいいですし、詳しい店員さんに選んでもらうのもいいでしょう。
でもお店に行く時間がなかったり、夜しか時間が取れなかったりという時に便利なのが通信販売です。
花屋さんは個人でやっている小さいところが多いですから、それほど広い場所を確保できないことが多いです。
選ぶといっても定番のものしか置いていない、ということもあるでしょう。
通販なら種類も豊富で、知らなかった珍しい品種が見つけられる可能性もあります。

お祝いの種類別にオススメの色は?

白のイメージが強い胡蝶蘭ですが、紅白やピンク、黄色のほかに、青や紫もあります。
日本人は色にも意味を持たせますから、長寿のお祝いならなど、どんなお祝いかによって合った色を贈りましょう。
ピンクにはあなたを愛しますという意味があり、特別に親しい関係にある女性に贈るのに最適です。
何色にでも染まれる白には、純粋や清純という意味があり、花嫁の白無垢やウエディングドレスを連想させるので、結婚式のお祝いにも喜ばれています。
いかにもおめでたい紅白は、特に当選祝いに選ばれているようです。

ビジネスシーンでも活躍しています

仕事関係で胡蝶蘭を贈ることもあると思いますが、その後の取引に影響を与えることもあるので気を使いますね。
まずは絶対に外せないポイントを抑えて、ビジネスの成功にも役立てましょう。
ビジネス関係のお祝い事では、高級なホテルで盛大にパーティーが開かれることもあり、ホテルにお祝いの胡蝶蘭を届ける場合があります。
たくさんのお花が届きますから、誰が贈ったものか分かるように立札が必要になりますが、相手先の名前は決して間違えないようにしなければいけません。
ホテルでは同時にいくつものパーティーが開かれている場合もあり、人気のある胡蝶蘭は、贈る人も多いので間違えられないように注意しましょう。
ホテルの名前だけではなく、会場の名前や式が始まる時間も細かく伝えておいて、花が届いていなかったり、違う場所に届けられていたりという失敗は未然に防ぐ努力をしておきましょう。

マナーを守って喜ばれる贈り物に。

おめでたい時は縁起を気にする人も多いですから、縁起が悪くなるような贈り方は避けなければいけません。
メッセージカードを贈る場合は、お祝いの特徴ごとにタブー視されている忌み言葉は避けるようにしましょう。
会社やパーティーなどで、本数の多いものを贈るときも、ラッキーセブンと言われる7本や、末広がりの8本などの縁起のいい数字を選びましょう。