窓際を華やかにする観葉植物

観葉植物がブームとなっています。多くは会社や家の室内に設置されています。そういったことを考えると育てるのであれば、華やかで明るい気分になるような観葉植物が良いですよね。そこで今回は窓際を華やかにする観葉植物を紹介していきます。初心者の方にもわかりやすいように基本的な育て方や注意点についても説明します。

観葉植物とは

観葉植物は、葉の形や色、模様などを楽しむための植物です。

主に屋内で育てられており、家の中やお店、オフィスなどにあります。開店祝いとしても観葉植物は選ばれています。観葉植物のほとんどは熱帯地域などの気温の高い場所が原産なので暑さには強いのですが寒さには弱く、特に日本のような寒暖の差があると枯れることもあります。

そのため観葉植物は室内向けで育てやすい植物です。植物を育てるとなると水やりを頻繁にしなければならないイメージがありますが、観葉植物は育っていた環境もあって乾燥にはとても強い植物です。毎日の水やりをする必要もなく、品種によっては土ではなく水の中や色のついたカラーサンドで育てることも可能です。

風水と観葉植物

風水の中で観葉植物は運気のあるアイテムとして扱われています。

観葉植物自体に自然のパワーがあり、方角や置き場所によって意味合いも異なります。また葉の向きや形によっても風水の気が変わります。

例えば玄関に尖った葉の植物を置くと邪気を払う意味があります。窓際に置く場合ですと、良縁は風に乗って運ばれると言われているので風水でも最適な場所の一つとされています。

よく育つ条件には、日当たりの良さや風通しがあるので窓際で育てるのは観葉植物にとって良い環境かもしれません。部屋の中の雰囲気も変えられて、運気もアップすると知ったらますます観葉植物を育ててみたくなりますね。

インテリアとしても

観葉植物はインテリアの役割も果たし、インテリアグリーンと呼ばれています。

園芸店で購入したものをそのまま置くだけでも十分インテリアになりますし、鉢を陶器やブリキなど変わった材質にすれば観葉植物の雰囲気を変えることも可能です。

園芸用の雑貨などを組み合わせたり、小さなサイズの観葉植物を集めて寄せ植えに或いはハンギングポットを使って吊り下げる等で飾るバリエーションがより増えます。

園芸用の雑貨や鉢などは園芸店、100円均一でも手に入れることが出来るので気軽に購入出来ると思います。品種によっては花を咲かせたり、秋には葉の色が紅葉したりと違う顔を見せてくれるものもあるので育てがいがあると思います。

窓際におすすめの観葉植物

では窓際における観葉植物はどのようなものがあるでしょうか。暑さ、寒さに強い品種を分けて紹介していきます。

暑さに強い観葉植物

窓際に置くとなると太陽の光を直接受けることになります。春や秋、冬くらいの太陽光であれば問題はないのですが真夏の強い日差しですと葉焼けを起こしてしまったり、乾燥しすぎて枯らしてしまうことがあります。

耐暑性のある植物としてはサンセベリアユッカがあります。サンセベリアは乾燥や暑さに強くまた、NASAが空気清浄の効果があると認めている植物です。

ユッカも乾燥に強く、暑さだけでなく寒さにも強い品種です。乾燥地帯で自生していたので水やりを忘れていても簡単には枯れません。

寒さに強い観葉植物

冬、窓際の気温は外気の影響を受けてかなり低下します。そんなところに植物を置いておくと凍結して枯れることがあります。

観葉植物の中でも耐寒性のある植物を紹介しましょう。まず太い幹が特徴的なガジュマルです。

沖縄などで自生している植物ですが耐寒性があります。幹がタコの足みたいに見えることから「多幸の樹」とも呼ばれ縁起の良い植物としても有名です。

シェフレラという大きな葉っぱをつける品種は枯らす方が難しいと言われているほどで初心者でも育てられます。寒さはもちろん、乾燥や日陰にも強いので室内向けの植物ではないかと思うほどです。年間を通して水やりの頻度も変わらないので気楽に育てられるでしょう。

この他に紹介するとすれば丸く大きな葉のモンステラは、暑さ寒さに強いので他の植物に比べても手間がかからないと思います。

幅の広い葉を持つドラセナには陽の気があり、ドラセナの中には幸運の木と呼ばれているものがあるので全体的な開運も期待できます。

オフィスやお店のインテリアグリーンとしても有名なのがフィカス・ウンベラータです。

この品種は、日当たりが好きなので室内で育てる場合には窓際が最適です。10度以上で育てるべき植物が多い中この品種は5度あれば生育しますし、夏の暑さにもとても強いです。

観葉植物は初心者向け

観葉植物こそ初心者向けの植物です。毎日のように水やりをする必要もありませんし、比較的強い植物なのでズボラな人でも問題なく育てられます。植物に興味はあるけど育てられる自信がない、という方でも大丈夫です。見た目にも良く、部屋の雰囲気を変えてくれる観葉植物を育ててみましょう。