パキラってどんな植物?パキラの種類は?

今では日本人のライフスタイルにすっかり溶け込み、認知度も人気も抜群のパキラですが、本当にパキラのことが分かっている人はどれくらいいるでしょう。
育てるのも簡単で、お祝いに贈ったり贈られたりすることも多くなりましたが、
いったいパキラってどんな植物なのでしょう。
植物の本質を知るためには、そのルーツも知る必要があります。
また、どんな種類がどれくらいあるのかも気になりますね。

パキラのルーツを知りましょう

植物が健康に育つためには、もともと自生していた環境に近い条件で育てるのが最良の方法です。
パキラのふるさとはメキシコなどの熱帯のアメリカで、高温多湿が特徴の場所です。
自生しているものは、10メートル以上の迫力のある大木になるものも多いようです。
日本では室内で観賞用として楽しむことが多いので、1メートルくらいの高さに調整されたものが人気があります。
最近では住宅事情もあってか、10センチくらいのミニチュアのものも人気があるようです。

観葉植物 大型 パキラ 8号鉢

「発財樹」という別名もあり、商売繁盛に良いと言われるパキラは引越御祝・開店御祝などにおすすめの商品です。
見た目も、おしゃれでどんなインテリアにも合う観葉植物です。

¥13,200(税込)

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パキラの魅力とは?

パキラの魅力はなんといっても、姿の美しさです。
よく見かけるものは幹が三つ編み状になっていて、それだけでもアート作品を見ているようです。
その幹の上部にシャープな葉がパッと咲いたように広がり、青々と生い茂っている姿は何ともいえない風格を感じさせます。
暑い夏には、置いてあるだけで涼しい風を運んできてくれるような爽やかさもあります。
頑強なパキラは、初めて観葉植物を育てる人にもハードルが低く、日本の室内で育ててもトラブルも少なく枯れさせる確率も低いです。
パキラは縁起物としても知られていて、発財樹とも呼ばれ、特に金運を上げてくれる樹として人気があります。

最初は食用だったパキラ

もともとはハワイや台湾で食べるために育てられていたパキラですが、これはアクアティカという種類で、日本で観賞用として親しまれているものとは違うそうです。
日本で観賞用として人気なのはグラブラという種類で、実もなりますが、食用としては不向きです。
輸入された当時は、まだ観葉植物に関する知識がある人も少なく、グラブラをアクアティカと間違えて販売していたというのが通説になっています。
そのため現在でもアクアティカとクラブラの区別がはっきり分かれていないこともあり、混乱を招くことも多いようです。

きれいな花が咲きます

日本で見られることはあまりありませんが、パキラにも花が咲きます。
細く長い雄しべがたくさん付いているのが特徴的で、その下に、雄しべを支えるように花びらがあり、内側に丸まった状態になっています。
花言葉は「快活」で、生命力に溢れるパキラの性質がよく表現されています。
花が咲くまでには長い年月が必要で、5年から10年といわれていますが、買ってきて待っていたら咲くというわけでもありません。
まず花が咲く株は、種から育てられた実生株と呼ばれるものに限られています。
パキラの人気に伴い、一般的には流通していない種を通販で買って、そこから育てる人も増えているようです。

パキラの種類は?

パキラには数多くの品種があり、全部で20種類ほどといわれていますが、日本で広く流通しているのはパキラ・グラブラという種類です。
グラブラと間違えられがちな「パキラ・アクアティカ」も、パキラの代表的な品種です。
一見して分かる違いというと花で、グラブラは雄しべが白一色、アクアティカの雄しべには赤が混ざっています。
実の色もグラブラは緑、アクアティカは赤茶と区別しやすいですが、日本で花や実が見られることは少ないですし、時期も選びます。
葉の形は一見しただけでは区別しにくいですが、アクアティカのほうが色は濃く、丸みを帯びていることが多いようです。
葉の色で分けると、緑一色のものと、黄色いアクセントが入っているものがあります。

パキラの地植え

室内に飾られているイメージが強いパキラですが、日本でも沖縄などの暖かい地方では、地植えして育てている人も結構いるようです。
冬の間にある程度の気温が保て、木が大きくなっても大丈夫な場所があるなら地植えにチャレンジしてみてもいいでしょう。
売られているものは、鑑賞用に樹形が整っていますが、手入れをせずに自然に任せて大きくなった野性味溢れる姿も魅力的です。
びっくりするくらい大きくなって、花が咲き、実がなって、種をとって増やすという醍醐味も味わえるかもしれませんね。

パキラは魅力たっぷり

パキラは樹形の美しさだけではなく、花や実も人を引き付ける魅力に溢れているようです。
食用にされていた歴史もあり、試しに食べてみたという人もいるようですが、毒性の危険性を訴える声もあります。
日本では見て楽しむのがおすすめですが、歴史やいわれを知ると、また今までと違った愛着が湧いてくるものです。
見た目だけではなく、空気をきれいにしてくれるといわれ、ホルムアルデヒドの除去や消臭も期待できる素敵な観葉植物です。

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花ざかりなら、平日午前中までのご注文で最短当日お届けが可能です。

パキラ 8号
【黒丸鉢・白丸鉢】

こちらのパキラは、陶器のような風合いのプラスチック「セラアート鉢」に植えています。
白色と黒色お好きな方をお選びいただけます。

¥13,200(税込)

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パキラ 10号
【ブラウンバスケット鉢】

落ち着いた雰囲気のカゴ鉢はどんなテイストのお部屋にも馴染みます。
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