結婚記念日のプレゼントには花束やアレンジメントが定番ですが、少しマンネリを感じている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。そんな方におすすめしたいのが観葉植物。実は観葉植物は結婚記念日にぴったりな素敵なプレゼントなのです。今回はそんな観葉植物の魅力や、結婚記念日にオススメの品種をご紹介していきます。
目次
人気のあるプレゼント
いくつかのアンケートによると、結婚記念日のプレゼントの予算は5千円～3万円とするご夫婦が多いようです。また、少数派ではありますが、3～10万円とするご夫婦もいらっしゃいます。価格帯にかなり幅がありますが、毎年のプレゼントと節目の特別なプレゼントとで差をつけていらっしゃるのかもしれません。
プレゼントの定番は、やはりフラワーギフト。お花は誰に贈っても喜んでもらえるので、不動の人気があります。
ほかには、スイーツ、食べ物、お酒など相手の好みを熟知したパートナーだからこそ贈れるプレゼントや、グラス、時計、お箸などのペアグッズを選ぶ方も多いようです。
奥様へはアクセサリー、バッグ、美容家電や香水など身につけるもの、旦那様へは時計や財布、ビジネスバッグなど実用的なプレゼントも選ばれています。
なぜ観葉植物がおすすめ？
人気のある結婚記念日のプレゼントをご紹介しましたが、花ざかりがおすすめしたいのは観葉植物です！その理由をお伝えします。
長く楽しめて思い出に残るから
観葉植物は花束やアレンジメントなどの生花とは違い、上手に育てることができれば、年単位で楽しむことができるのが大きな特徴です。美しい花束も素敵ですが、観葉植物であれば、２人で一緒に育てていくことも楽しみのひとつになります。外で育てる鉢物とは違い、室内で育てる観葉植物は毎日水やりを必要とせず比較的育てやすいものが多いので、初めて植物を育てるおふたりでも安心です。少しずつ育っていく観葉植物と一緒に、いつまでも結婚記念日の思い出を感じられる素敵なプレゼントになるでしょう。
リラックス効果で癒しを感じられるから
観葉植物の多くは鮮やかなグリーンの葉が特徴です。森林浴や自然の多い場所に行くと気持ちが癒されるように、緑のある部屋は、身体的、精神的に癒し効果があり、自然とリラックスした空間に。家事や育児、仕事などで忙しいパートナーにはぴったりの贈り物です。
花言葉で愛を伝えることができるから
花だけに花言葉があると思いがちですが、実は観葉植物にもあり、結婚祝いのギフトとしてぴったりなものがたくさんあります。「愛」にちなんだ花言葉がつけられている観葉植物も多くあり、普段はなかなか言えないことも花言葉と一緒に伝えられる機会にもなるため、結婚記念日に気持ちが伝わる贈り物です。今の気持ちにそった花言葉を持つ観葉植物をプレゼントすることで、より相手に気持ちが伝わるはず。
また、「花束を買ったり、渡すのは少し恥ずかしい」という男性の方でもスタイリッシュな印象の観葉植物であれば渡しやすく、夫から妻に贈るプレゼントとしても人気が高まっています。
結婚記念日に観葉植物を贈るまでのステップ
花ざかりが観葉植物をおすすめする理由をご理解いただけたでしょうか。ではここから、実際にプレゼントするまでに必要な事前準備をお伝えします。
①置き場所をイメージする
観葉植物をプレゼントする際には「置き場所をイメージする」ことが大切です。シンボルツリーのような大きな観葉植物はサプライズにはぴったりですが、大きすぎたり、主張が強くてインテリアに馴染まないかもしれません。生活するなかで管理しやすい場所に置くことはとても重要ですので、置き場所をイメージして、大きさや置きたい植物の雰囲気をより明確にしましょう。
【 置き場所別のおすすめ植物 】
高さのある場所・・・つる性の植物（ハートカズラ、アイビーなど）
あまり日が当たらない場所・・・耐陰性が強い植物（サンスベリア、サボテンなど）
窓辺・・・日光が好きな植物（モンステラ、オーガスタなど）
②お店やインターネットで下準備
気になる観葉植物が見つかったら、生花店やインターネットで検討してみましょう。実際に大きさや、雰囲気を見たい場合は生花店や園芸店に出向くのがオススメです。メジャーなどをもっていくとより大きさがわかります。
現在は、インターネットでもさまざまな種類の観葉植物を購入することができるので、なかなかお店に行くことができない方はネットショッピングが便利。大きくて持ち帰りにくい場合も手間がかからず、スムーズに購入することができます。
③メッセージカードを添える
メッセージカードを添えてプレゼントすることで、より思い出に残る素敵な結婚記念日になります。花言葉の意味を添えて贈れば、より日ごろの感謝の気持ちが伝わります。
また、鉢や包装紙にこだわるとさらに観葉植物の美しさを引き立たせることができます。お店やネットショッピングでもラッピングサービスがあるところがほとんどですので、合わせて注文しましょう。
結婚記念日に気持ちが伝わる観葉植物
今回は初めて植物を育てる方でも育てやすく、結婚記念日に気持ちが伝わるような観葉植物をピックアップしました。日ごろ伝えたいことの花言葉や、お家の雰囲気に合わせた観葉植物をイメージしてみましょう。
フィカス・ウンベラータ
可愛らしい大きなハート型の葉を持つフィカス・ウンベラータは、見た目がおしゃれでかわいいだけではなく育てやすいため人気があり、贈り物の定番として親しまれています。
細い幹がしなやかに伸び、たたずまいが美しく、インテリアとして置きたい観葉植物です。鮮やかな緑の葉と、白い幹のコントラストが、ナチュラル感のあるおしゃれな雰囲気を醸し出します。花言葉も「夫婦愛」や「永久の幸せ」という結婚記念日には最適の花言葉がつけられています。風水的にも金運や家庭運をあげるとして、夫婦の絆をさらに深めたいおふたりにはぴったり。
ウンベラータは暑さや乾燥に強い樹木なので、春から夏の間は日当たりの良い場所で、陽の光にたっぷりと当てましょう。日の当たらない暗い場所は苦手ですので、リビングなどのカーテン越しの日の当たる場所に置くと元気に育てることができます。寒くなると、生長が緩やかになり葉を落とす場合もあるので、冬の間は土の中が乾燥しているときに水やりをしてくださいね。
モンステラ
「愛情を育てる木」として根強い人気のある、モンステラ。インテリアのモチーフにもよく使われるエキゾチックな雰囲気の観葉植物です。成長すると葉っぱに切れ込みが入り、そこから光が差し込む姿から、「希望の光を導く植物」と解釈されることもあります。
モンステラは、日陰に強く湿度のある環境を好むため、日当たりが悪くて湿気がこもりやすいような室内でも元気に育ちます。万が一、水やりのしすぎで根腐れしても、白く元気な根っこが少しでも残っていれば簡単に復活する生命力も魅力です。大きな葉っぱと横に伸びるように生長するため、比較的広いスペースでのびのびと育ててあげるのが良いでしょう。おふたりの愛で大きく育つような縁起の良い植物で、お部屋のインテリアのアクセントにもなってくれます。
オーガスタ
大きな葉っぱがモダンで、リゾート感を感じさせるオーガスタ。別名「感謝の木」とも呼ばれ、いつもありがとうの気持ちと一緒にプレゼントしたい観葉植物です。
オーガスタは、パープルグレーの苞を付けて、白い花を咲かせます。花の形が鳥のくちばしや冠に似ているため、「極楽鳥花」とも呼ばれています。暑さ、寒さともに比較的強い植物で、明るい日陰から直射日光の当たる場所まで適応しますが、直射日光を好みます。日光に当たることで、大きく立派な葉に育ちます。
花言葉は「輝かしい未来」とロマンティックでおふたりの未来を連想させる記念日にはぴったり。インテリアとしても人気が高く、「円満な人間関係」「厄除け」などの風水効果をもたらします。オーガスタを玄関に置くことで、家に入ってくるエネルギーを浄化し、ポジティブなエネルギーを迎え入れるとされています。
パキラ
パキラは、手のひらをイメージさせる大きな葉をもつ観葉植物です。初心者が育てても失敗しにくいので、植物をはじめて育てる方はパキラがよいかもしれません。別名「発材樹」や「マネーツリー」とも呼ばれ、風水的に金運効果が高い観葉植物として人気が高い植物です。生命力も強く、ぐんぐんと成長する姿から仕事運アップの象徴でもあり、いつも仕事を頑張るパートナーにはぴったりの贈り物です。
また、葉っぱも多く広がるように成長するため、お部屋に対して緑が綺麗に映えます。パキラは適度に乾燥に強く、耐陰性も備えているため生命力が高いです。 一年を通して日当たりのよい置き場所で管理すると新芽がどんどん生長します。大きくさせたい場合は、日中の気温が高い時間に日光浴をさせましょう。視界に緑が入りやすく、リラックス効果も得られる率が大きいので効果的に癒しをお届けできます。
まとめ
観葉植物はシンプルなグリーンの美しい葉が特徴で、色のセンスや相手の好みに左右されにくい点もプレゼントに人気の理由のひとつです。日ごろ伝えたいことの花言葉や、お家の雰囲気に合わせた観葉植物を選べば、少しずつ育っていく観葉植物と一緒に、いつまでも結婚記念日の思い出を感じられるプレゼントになるのではないでしょうか。
