お盆のお供えには胡蝶蘭を 正しい知識と贈り方のマナー

お盆のお供えに胡蝶蘭が適している理由

ご先祖様を大切にする行事である「お盆」には、仏壇に明かりを灯し、線香を上げ、花や供物を添えて故人の魂をお迎えしましょう。
華やかでありながら落ち着いた佇まいの胡蝶蘭は、大切な日に故人を偲ぶお花の供養として最適です。
供養の気持ちを込めて御供してみてはいかがでしょうか。

お供えに適した花の色


亡くなってから日が浅い場合は白でまとめたお花を贈ります。
光に当たるとキラキラ輝くように見える胡蝶蘭の白色は、遺族の悲しみを和らげ癒すことができるでしょう。

仏教では亡くなってから日の浅い方に色物のお花のお供えはご法度とされますが、白色を中心に淡い色合いのお花が入ったものや故人が好きだった色のお花をお贈りすることも喜ばれます。

約一か月以上美しく咲く花持ちの良さ

胡蝶蘭は他の切り花に比べ、お花が長持ちするため、早めに届けてもお盆の時期に枯れることはありません。
胡蝶蘭は特に夏場に強いお花ですので、水が腐る心配もございません。
鉢植えの場合は約一か月お花を咲かせてくれます。

お手入れのしやすさ

花粉が落ちにくく、水やりの回数も少ないため、お手入れに手間がほとんどかかりません。
大切な方を亡くされ悲しみの中仏前に飾られたお花をお手入れしていくのは大変ですので、手間を最小限に抑えることができます。
また、お花の匂いもほとんどないため、たくさん人が集まる法要で食事などをしていても料理の香りの邪魔をしません。

新盆と初盆の違い


「新盆」と「初盆」は呼び方の違いだけで、意味上の違いはありません。
「新盆」は地域によって「しんぼん」や「あらぼん」、「にいぼん」と読み、「初盆」は「はつぼん」と読むことがほとんどで主に西日本で用いられますが、「ういぼん」と読む地域もあるそうです。

新盆とは

故人が亡くなってから初めて迎えるお盆のことを「新盆」「初盆」と呼び、故人の霊が初めて家に戻ってくるため特に大切にされています。
通常のお盆とは違い、僧侶を招いて読経をしてもらったり、参列者と一緒に会食をしたりするなど「儀式」として執り行われ、手厚く供養するのが一般的となっています。

新盆はいつ?

故人が亡くなって初めてのお盆を「新盆(初盆)」と言いますが、正確には故人が亡くなって四十九日を過ぎた後に初めて迎えるお盆が「新盆」「初盆」です。
四十九日を迎える前にお盆期間に入る場合は、翌年のお盆が「新盆」「初盆」となります。
こちらも地域差があります。

お盆に胡蝶蘭を贈るマナー


地域によって行事や風習も様々ですので、お花を手配する場合にはマナーを知っておくと供養の気持ちがより伝わるお花を贈ることができます。

贈るタイミングは?

地域によってお盆の時期は異なりますが、お盆に入る前にお花をお届けすることが一般的です。
お盆期間中はお届先様のご都合で不在にされている場合もあるので、事前に在宅日を確認しておくとお花の受取がスムーズになります。
直接お墓参りやご実家に行けなくても、故人や先祖を偲んで美しい花でお迎えしましょう。

胡蝶蘭の相場は?

一般的な相場は三千円から一万円が目安となっております。
新盆の場合は一万円以上の胡蝶蘭を贈る方が多いです。
金額は故人との親交の深さや地域などに応じて異なりますが、贈り先で無理なく置けるサイズの胡蝶蘭を贈りましょう。

ラッピングは必要?


ラッピングは白や薄いパープルが適切です。
花ざかりでは白色のラッピングでお届けしますが、お写真のような薄いパープルもご要望いただければご対応いたします。
故人が好きな色が明るい色だったとしても、派手な色やゴージャスなリボンは避けるのがマナーです。
お盆に贈る胡蝶蘭のラッピングは必ず「法要」で利用する旨をお店に伝えましょう。

立て札・メッセージカードは?

胡蝶蘭を贈る際には立札かメッセージカードを添えるのが一般的です。
立札の場合には中央に「御供」の飾り文字と、下に送り主の名前を入れます。
メッセージカードの場合、一言コメントを添えて贈ると、花に込めた想いがより伝わるのでおすすめです。

メッセージ例文
・新盆にあたり、心ばかりですが お花を送らせていただきました。ご仏前にお供えいただければ幸いです。
・お盆をお迎えするにあたり、ささやかですがお花を贈らせていただきます。ご生前の面影を偲び、謹んでご冥福をお祈りいたします。

お供えにおすすめの商品3選

胡蝶蘭は大きいものから、コンパクトなものまであるので、贈り先様との関係やお供え場所に合わせてサイズを選ぶことをおすすめします。
通販を利用すると、好きな時間に豊富な種類から商品を探すことができます。また、ラッピングや立札などの無料サービスがあるのでおすすめです。

ミディ胡蝶蘭 3本立ち アマビリス

やや小ぶりな胡蝶蘭ですが、高級花らしいきりりとした格を感じさせます。
飾る場所を選ばないためお花を供える場所が限られている場合におすすめです。

¥11,000(税込)

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胡蝶蘭 大輪3本立ち 27輪以上保証(蕾含む) 白

上品で見栄えの良い大輪の胡蝶蘭は、供養の気持ちを伝えるのにふさわしく、お花が長持ちするためおすすめです。
白く優しい大輪の花が、残されたご遺族の気持ちにそっと寄り添います。
花ざかりの胡蝶蘭でしたら、大切に育てられた高品質な胡蝶蘭を最短翌日にお届けします。

¥16,500(税込)

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季節のお任せアレンジメントーホワイト Sサイズ

カジュアルにお供えしたい方におすすめです。
白をメインに気品漂う装いに仕上げたお供え用のアレンジメントは故人への供養はもちろん、ご家族やご遺族様の心を癒してくれます。

¥3,960(税込)

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【希少!】青や紫の胡蝶蘭の魅力をご紹介します

まとめ


贈る際のマナーも大切ですが、1番大切なのは故人を想う気持ちや偲ぶ心です。
直接お墓参りやご実家に行けなくても、通販などを利用して故人やご先祖様への感謝を込めて胡蝶蘭を送ってみてはいかがでしょうか。
心のこもったお供え花を用意してご先祖様をお迎えしましょう。