【光触媒加工の胡蝶蘭をご存知ですか?】人気を集めるフェイクフラワー

生花の美しさをリアルに再現しながらも、手入れはほとんど必要なく、長く楽しめるフェイクフラワー。本物そっくりで美しい見た目に加え、抗菌・空気清浄効果などを備えたものも販売されています。最近需要が急速に高まっているフェイクフラワーと、開店・移転・就任などの贈り物におすすめの光触媒胡蝶蘭について細かく触れてみたいと思います。

フェイクフラワーとは?


別名:アーティフィシャルフラワー

生花を布やポリエステルなどで人工的に再現した花(造花)のこといい、別名アーティフィシャルフラワーとも呼ばれています。生花と見間違えるクオリティ、生花では表現しきれない色、形、耐久性、芸術性に優れている点が特長です。近年はその製法もクオリティも向上しており、触ってみないと造花とは呼べないほど本物のようなフェイクフラワーもたくさん見られるようになってきました。特に日本のフェイクフラワーは生花にはない高い芸術性や創造性、美しさや耐久性があり、世界的にも高い評価を受けているそうです。
生花の美しさをリアルに再現しながらも、生花よりも耐久性があり給水の必要がないため、近年はコサージュなどのアクセサリー、インテリアとしても使用されています。茎を自由に曲げられるのでアレンジの幅も広く、長く飾れることから、結婚式などの華やかなシーンでも人気を集めているんです。

生花・プリザーブドフラワーとの違い

フェイクフラワーは、生花やプリザーブドフラワーと具体的にどう違うのでしょうか?下記に特長をまとめました。

フェイクフラワー プリザーブドフラワー 生花
素材 布・ポリエステル・ポリエチレン等を染色してプレス加工した人工的な花(造花) 生花を専用の溶液で特殊加工している。 切花や植物などのいわゆる生花。
種類 種類豊富(生花で販売されている種類のほとんどが、フェイクフラワー花材として商品化されている)。季節問わず通年流通している。 バラを中心に種類は少ない。季節問わず流通している。 花ごとに旬があり、種類が豊富。
耐久性
(日持ち)
造花のため傷つきにくく大変丈夫。劣化せず半永久的に持つ。 繊細で傷つきやすく、崩れやすい。数年で色落ちや乾燥等の劣化が見られる。 繊細で傷つきやすい。種類によって異なるが、大体1週間程度の日持ち。
デザイン性 花・葉・茎・枝まで多様な花材が開発されいる。花の裏面や茎の中心部分に針金が入っており、折り曲げや切り貼りができる、自由度の高いデザインが可能。 花首のみで販売されているものが多く、また傷つきやすいことから、デザインはある程度限定される。 花の種類によってはデザイン性がある。
金額 バラ1本400円〜1,000円程度 バラ1輪(花首のみ)200円〜400円程度 バラ1本200円〜1,000円程度
その他特長 年々クオリティが上がってきているが、生花と比べると、精巧さや瑞々しさの表現等で若干の差がまだある。香りはなし。 生花に近い質感と、生花にはない色合いが特長。香りはなし。 生花にしか出せない質感、瑞々しさ、蕾から開花の成長、香りを楽しむことができる。

購入前にチェックすべき点

フェイクフラワーを購入する際、せっかくならハイクオリティのものを選びたいですよね。購入の際、チェックすべき点をいくつかご紹介します。

花びらや葉の細部を観察する

造花のクオリティは、花びらや葉の細部に現れます。よく作られた造花は、以下のポイントが本物に近い状態で再現されています。

色のグラデーション: 本物の花には微妙な色の変化があります。クオリティの高い造花では、花びらの内側と外側で色が異なる自然なグラデーションが再現されています。

繊細な縁や形状:花びらや葉の縁が均一でなく、自然な波打ちや少し不規則な形状が再現されていると、リアルさが増します。プラスチック感が強いものや、形が単調で不自然なものは品質が低いことが多いです。

茎や葉脈の表現:本物の花や葉には細かい葉脈があり、高品質の造花ではこの細部まで再現されています。茎や葉がリアルであれば、全体の印象も高級感が出ます。

光沢の具合を確認する

造花の表面の光沢が自然かどうかも重要です。質の悪い造花は、プラスチックや人工的な光沢が強すぎて不自然に見えることがあります。逆に、自然な艶やマットな質感が再現されているものは、リアルに感じられることが多いです。

立体感や形状のリアルさ

造花の全体的なフォルムや立体感もリアルさに影響を与えます。以下の点に注意して選ぶと、自然な形状のものを選びやすくなります。

曲げられるかどうか: 造花の茎や枝が柔軟に曲げられるものは、本物に近い形を自由に作れるため、自然なディスプレイが可能です。固定された形状のものは、固くて不自然に見えることがあります。

花の開き具合: 造花の花びらが自然に開いているか、またはつぼみの状態が本物に近いかどうかもチェックポイントです。造花全体のバランスや花の配置にも注意すると、より自然な見た目が得られます。

光触媒について

フェイクフラワーの特長や利点についてご紹介しました。ではここからは、花ざかりが自信を持っておすすめするフェイクフラワー「光触媒胡蝶蘭」についてご説明していきます。

光触媒とは?

「光触媒」とは、太陽光や蛍光灯などの「光」を触媒とし、化学反応を起こす物質のことをいいます。代表的な光触媒物質は「酸化チタン」です。太陽や蛍光灯などの光が当たると、その表面で強力な酸化力が生まれ、接触してくる細菌やウイルス、悪臭成分、有機物などの有害物質を分解するという仕組み。光触媒は、光がある限り繰り返し反応し続ける環境浄化材料です。

光触媒の効果

抗菌・抗ウイルス: 光触媒は強力な分解力を持ち、表面に接触した細菌を殺し、さらにその死骸も分解することができます。

脱臭・空気清浄:悪臭成分や有害ガスが分解され、空気が浄化されます。

防汚効果: 光触媒は表面についた油分を分解する効果があり、表面の汚れが付きにくくなります。

上記のような効果が期待できることから、光触媒はエアコンのフィルター、病院の抗菌・ウイルス対策にと幅広く活用されてきました。近年では、造花の胡蝶蘭に光触媒加工された商品が注目されるようになっています。

光触媒胡蝶蘭を贈るメリット

①手入れが楽

光触媒は人工物ですので、虫が湧くこともなく、水やりや肥料などの観葉植物に必要なお世話が必要ありません。切り花のように水替えや容器の洗浄も不要です。花や葉に埃がたまったら、乾いた布で軽く拭いてあげる程度で充分です。

②寿命が長い

胡蝶蘭の生花をきれいな状態で楽しめる期間の目安は約1か月~3か月ですが、光触媒胡蝶蘭は半永久的に効果が持続するため、季節を問わず、長く室内を彩ってくれます。

花ざかりで取り扱い中の光触媒胡蝶蘭

花ざかりで販売している光触媒胡蝶蘭は日本で製造・加工されており、ぱっと見ただけでは生花と区別がつかないくらいリアルに作られています。また、光触媒とアミノ酸のダブルコーティングが施されているのが大きな特徴です。

光触媒とアミノ酸のダブルコーティングにより、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドを分解除去できる他、たばこ臭などの生活臭を消臭、高い抗菌作用をもたらします。さらに、お部屋に半年ほど置くうちに花びらや葉が程よく張り、一層の美しさを見せてくれるようになるでしょう。

【造花】光触媒胡蝶蘭 大輪5本立 白

光触媒の効果として空気清浄効果もあり、蛍光灯などの光でも半永久的に反応します。

詳細はこちら >

【造花】光触媒胡蝶蘭 ミディ5本立 白

酸化チタンコーティングの光触媒を施した造花の胡蝶蘭になります。

詳細はこちら >

 

光触媒胡蝶蘭の利用法

では、光触媒胡蝶蘭はどんな場合に贈ると喜ばれるのでしょうか?

病院の開院祝いや、快気祝いとして

高い消臭・抗菌効果をもち、 また花粉などのアレルギーや虫の心配もないので病院の開院祝いやお見舞いに向いています。また、水やりなどの世話が一切必要ありませんので、退院したばかりの知人宅へ快気祝いとして持参すれば、贈られた側の方も花の世話に煩わされることなく、清潔な胡蝶蘭を楽しむことができます。

モデルルームや展示場に

毎日管理する人がいるわけではない場所でも、水やりや温度管理の必要がない光触媒胡蝶蘭なら安心です。管理の手間なしでお客様を華やかにお迎えすることができます。

冬場寒冷地に配送もOK

胡蝶蘭はもともと東南アジア原産・高温多湿帯に生息する植物で寒さに弱いため、冬の配送には慎重な対応が必要です。気温が5℃を下回ると凍傷で枯れたり、葉が変色してしまうおそれがあるため、冬場に寒冷地に胡蝶蘭を配送するお客様には凍傷リスクについてご了承いただいた上で、ご注文をお受けさせていただいております。寒冷地へのお届けで、お届けまでの日数がかかる場合には、光触媒胡蝶蘭がおすすめです。

光触媒胡蝶蘭の置き場所は?

光触媒は紫外線や光が必要ですので、自然光があたる窓際や蛍光灯の光がよくあたる場所に置くのが好ましいでしょう。窓のある部屋に置くことで、光触媒の効果を最大限発揮することができます。しかし、直射日光が当たる場所や極端な温度差がある場所では、素材や色が劣化することがあります。直射日光を避け、適度な光が当たる環境を整えることで、長くきれいな状態を保てます。

置き場所によってどのような効果が得られるかみてみましょう。

玄関
玄関は外からの細菌やウイルスが持ち込まれやすい場所です。光触媒胡蝶蘭を置くことで、玄関周りの空気を清潔に保つことができます。特に窓がある玄関であれば、光が入りやすく効果が高まります。

キッチンやダイニング
キッチンは匂いや菌が発生しやすい場所です。光触媒胡蝶蘭を置くことで、料理中や食事中の匂いを抑え、衛生的な環境を保つことができます。明るい照明がある場所なら、光触媒が反応しやすくなります。

バスルームやトイレ
トイレやバスルームは湿気が多く、カビや菌が発生しやすい場所です。光触媒胡蝶蘭を置くことで、抗菌効果が期待でき、カビの抑制や消臭効果も得られます。窓からの光があたらない場合は、間接照明で照らすとよいでしょう。

寝室
寝室は空気の流れが少なく、特に冬場は乾燥しがちですが、光触媒胡蝶蘭を置くことで空気を浄化し、快適な睡眠環境を作ることができます。日中に自然光が入る場合は、その効果がさらに高まります。

オフィスやリビングルーム
オフィスやリビングなど、人が集まる場所に置くことで、空気中のウイルスや雑菌を減らし、清潔な空間を維持することができます。デスクやテーブルの上に飾ると、インテリアとしても活用できます。

よくある質問

光触媒の効果はどれくらい長持ちする?

「二酸化チタン」は太陽光で作用しますが「アミノ酸」は光のない状態でも力を発揮します。この2つを併用することで、終日効果が持続するのです。

安全性に問題はありませんか?

二酸化チタンは、従来から化粧品や繊維に使用されるなど、安心できる材料です。また、アミノ酸も大豆など穀物から抽出された成分で、安全性の高いものです。ただし、食品ではありませんので、お子様が口にしたりすることのないよう、ご注意ください。

掃除はどのようにすればいい?

静電気の発生を抑える効果もあるため、あまりほこりはつきません。それでも汚れが気になる場合は、乾いた布で優しく拭き取ってあげる程度でいいでしょう。コーティングが取れてしまいますので強い力で擦らないようにだけご注意ください。

その他取扱いの注意点はありますか?

素材はポリエステル(花部分)や塩化ビニール(葉部分)なので、火気からなるべく遠ざけるようにしてください。

まとめ

光触媒胡蝶蘭は見た目の美しさだけでなく、空気の清浄化、消臭、抗菌といった機能性があることをお分かりいただけたでしょうか。生花のもつみずみずしさや生命力も素晴らしいですが、造花ならではの手軽さ・機能面も捨てがたいですね。贈るお相手のご都合や、気温など、状況に合わせてぜひ選んでみてください。