オーガスタは、仰いだら心地いい風がきそうな大きな葉を持つ観葉植物として人気ですが、花も素敵です。
その姿から、天国の白い鳥と呼ばれ、高貴な雰囲気を漂わせます。
開花条件が厳しく、日本では植物園以外で見られることは、あまりないと思われます。
その仲間のストレリチア・レギネには形の似た色の違う花が咲き、極楽鳥花と呼ばれています。
目次
鳥のような素敵な白い花が咲きます
オーガスタといえばバナナの葉によく似た大きな葉が特徴的で、オフィスや飲食店で目にすることも多いでしょう。
オーガスタというのは、流通名で、学名はストレリチア・ニコライというそうですが、ストレリチア・オーガスタという名前で売られていることもあります。
ニコライは、白い花を咲かせ、その姿が鳥のように見えるところから、天国の白い鳥とも呼ばれています。
細長い三角形が、本当に天国からこの世にお使いに来た鳥の羽のように見えます。
先が鋭く尖り、今にも飛び立ちって、空に向かっていきそうな姿に魅了されます。
観葉植物 大型 ストレリチア・オーガスタ 8号鉢
バナナのような大きなトロピカルムードのある葉が特徴です。暑さ、寒さとも比較的強いほうなので、とても育てやすい観葉植物です。花言葉は「輝かしい未来」「温かい心」
※繊維質な葉のため、すべての葉がきれいな状態ではなく、 中には葉先などが割れている場合があります。
生育には問題ございませんので、予めご了承下さい。
花言葉は「輝かしい未来」です
鳥が飛ぶように見えるからなのかは分かりませんが、ストレリチア・ニコライの花言葉は、「輝かしい未来」というそうです。
白い鳥が飛び立つ先に、明るい未来が広がっていることを想像して付けられたのでしょうか。
ほかにも、「暖かい心」という花言葉もあります。
オーガスタの花は、希望と温もりという、多くの人が求めているものを届けてくれそうです。
進学祝いや就職祝い、結婚祝いなど、これから新しい生活が始まる人へのプレゼントに最適ですね。
贈る際にメッセージカードに花言葉を添え、贈る人の思いも一緒に届けてはいかがでしょうか。
オーガスタの花はどうやったら咲く?
花を咲かせるためには長い年月が必要で、相当大きくしなければならず、多くの太陽の恵みを必要とします。
そのため、日本で一般家庭の室内栽培の場合は、花を咲かせるのは難しいようです。
暖かい場所で地植えにするとものすごく大きくなるので、沖縄のような暖かい場所なら可能性がありそうです。
開花時期は4月から10月ですので、結構長いですね。
日本で地植えできる地域は限られていますから、花を見るためには温室で温度管理して育てるというのが数少ない選択肢の1つとなります。
極楽鳥花と呼ばれる切花でも人気のオーガスタの仲間
学名をストレリチア・ニコライというオーガスタですが、ニコライには数種類の仲間がいます。
その中でも人気があるのが、オレンジ色の華麗な花を咲かせるストレリチア・レギネです。
その姿が綺麗な羽を持つ極楽鳥に似ているからか、極楽鳥花とも呼ばれています。
ニコライよりも花が咲きやすいので、切花としても流通しており、少し高級ではありますが人気があるようです。
レギネには、「寛容」という素敵な花言葉があります。
1つの花を咲かせたつぼみは、その後も2、3回花を楽しませてくれるのだとか。
陽の当たる場所で育て、育つ時期に液肥をあげれば比較的簡単に花を咲かせてくれるようです。
個性豊かなオーガスタの仲間たち
オーガスタには極楽鳥花と呼ばれるレギネのほかにも、素敵な仲間がいます。
代表的なものには、レギネに似た花を咲かせるストレチア・ユンケア、生長すると葉が存在感を消していくノンリーフなどがあります。
ユンケアは、花はレギネによく似ていますが、レギネよりも細く繊細な葉を持っています。
レギネと同じ、寛容の花言葉があります。
ノンリーフは茎が空洞になっているのが特徴で、葉がなくなってからのほうが寒さや乾燥に強くなるそうです。
変わり種の旅人の木
個性豊かな仲間たちの中でも、一際個性を放つのが旅人の木です。
旅人の木はタビビトノキ属でオーガスタはストレリチア属なので、正確には仲間とは言えないかもしれません。
ですが、形がよく似ていて、同じバショウ科です。
花は茎と同化したような薄いグリーンで、ニコライやレギネのような華やかさはありませんが、コバルト色の種が宝石のようで綺麗です。
詩的な名前を持つだけに、花言葉も、何ものも恐れぬ精神、緑一杯のトロピカル気分という詩的なものです。
その昔、旅をする人たちに勇気や潤いを与え、数々の物語を作っていたのかもしれませんね。
ニコライに似た白い花を咲かせるストレリチア・アルバ
ストレリチアの仲間にはニコライと同じように、白い花を咲かせるものもあります。
ストレリチア・アルバという名前で、一見しただけではニコライと間違えそうですが、花冠が白く、小ぶりなのが相違点です。
ニコライは市場でたくさんが流通していますが、アルバはとても珍しい種で、日本で手に入れて育てるのは困難なようです。
南アフリカの一部の地域だけに自生し、簡単にはお目にかかれない貴重な植物です。
高貴な名前を持ち美しい花を付けるオーガスタ
オーガスタの学名についているニコライは、皇帝ニコライ一世の名を付けたものだそうです。
高貴な名前にふさわしい、気高い姿が園芸愛好家のみならず、見る人の多くを惹きつけます。
太陽を好む性質で、野生のものは10メートルにもなるというオーガスタは、右左と順番に葉を広げていき、円のようになります。
その姿は、まるで孔雀が羽を広げたようです。
観葉植物 大型 ストレリチア・オーガスタ 8号鉢
バナナのような大きなトロピカルムードのある葉が特徴です。暑さ、寒さとも比較的強いほうなので、とても育てやすい観葉植物です。花言葉は「輝かしい未来」「温かい心」
※繊維質な葉のため、すべての葉がきれいな状態ではなく、 中には葉先などが割れている場合があります。
生育には問題ございませんので、予めご了承下さい。