部屋をおしゃれに見せる観葉植物の飾り方

部屋をおしゃれに見せるコツは、空間を意識することです。
観葉植物の飾り方にもこれを応用していけば、観葉植物とインテリアが調和した素敵なお部屋になることでしょう。
目の錯覚や心理効果を利用するという作戦もアリですね。
具体的に何をすればいいのか、簡単に実行できる方法をいくつかご紹介します。

観葉植物をシンメトリーに配置して安定感を出しましょう

シンメトリーとは左右対称のことですが、自然界にはシンメトリーのものはほぼ存在しません。
そのため人は強い憧れを抱き、左右対称のものを美しいと感じるのだそうです。
日本文化には侘び寂びという考え方があり、生け花も左右非対称を意味するアシンメトリーが基本です。
それだけに、シンメトリーを意識した西洋建築に強い憧れを抱く人も多いです。
そこで、観葉植物の飾り方にもこれを応用し、ソファーの横などに同じ種類の同じ高さのものを配置します。
本能的に憧れを抱く様式ですから、それだけでおしゃれと感じられます。
配置を変えるだけなので、すぐにでもできますね。

観葉植物を鉢カバーで難を隠して個性を出しましょう

風水では難は花で隠せといいますから、花を咲かせる観葉植物でお部屋の難も隠してしまいましょう。
手っ取り早く難を隠せて、おしゃれを演出できるのが鉢カバーです。
買った時はプラスッチクの鉢に入っていることも多いと思いますが、ちょっと味気ないですよね。
鉢カバーで覆うだけで、観葉植物だけではなく、お部屋全体の雰囲気が変わります。
簡単に変えられますから、和風にヨーロッパ調、アメリカンスタイルと自由自在なスタイルが楽しめます。
ペンキを塗って好きな色を付けたり、絵や模様を入れれば、世界にふたつとないおしゃれな鉢カバーの出来上がりです。
やむを得ず好みではない家具や家電を置いている場所があるなら、おしゃれな鉢カバーの大きめの観葉植物で目隠ししましょう。

観葉植物を絵のように壁に飾ってみましょう

床に観葉植物を置くスペースがない部屋でも、おしゃれに飾れるのが壁掛けという方法です。
フレームの中に本当に絵を書くように、いろいろな観葉植物を配置していきます。
本当の絵と違い、立体感があってより楽しめます。
いろいろな種類の多肉植物を彩り豊かに配置すれば、壁にお花畑ができたような
夢のあるお部屋になります。
フレームの中で寄せ植えも楽しめ、観葉植物を使って、海や動物を描くこともできます。
まるで美術館のようなおしゃれなお部屋になるでしょう

100円均一の雑貨でおしゃれに見せる工夫をしてみましょう

おしゃれでかわいいものがある100均一の雑貨に工夫をこらすことで、観葉植物がオシャレなオブジェになります。
入れ物も鉢にこだわらず、木箱やブリキのバケツ、コーヒーカップなど、いろいろなもので試してみましょう。
鉛筆や洗濯バサミなど、植木とは関係なさそうなものでも、自由な発想で組み合わせて組み立てると、おしゃれな鉢カバーになります。
100円均一には本物の観葉植物も売っていますので、イメージも膨らむことでしょう。
お部屋の雰囲気や、家具と同じような色や材質のものを選ぶのがおしゃれに見せるコツです。
値段をそれほど気にしなくていいので、同じものを3つ以上買って横に並べると、すっきり感がでます。

観葉植物の高さを意識して配置しましょう

空間を意識する方法では、スペースや幅のほかに高さもあります。
高さを意識して観葉植物を配置することで、おしゃれ度がぐっとアップします。
背の低い観葉植物が、床にべたっと置いてあっても、視界に入ってきにくいです。
フラワースタンドや使っていない椅子に乗せて高さを出せば、自然に視界に入ってくるようになります。
おしゃれな部屋に見せるためには、何もない空間を奥行のあるキャンバスと捉えるのがコツです。

観葉植物を上から吊るして動きを出しましょう

頭上にも空いている空間がありますね。
上から吊るすハンギングという飾り方も、おしゃれです。
特につる性の観葉植物を飾る時に用いられる方法で、長さに変化を付けると動きがついて、よりおしゃれに見えます。
照明を暗くして見上げると、たくさんの観葉植物が宙に浮いているようにも見えて素敵です
天井にフックを付けて吊るす方法が一般的ですが、天井に穴を開けなければならないのが難点です。
穴を開けたくない場合は、S字フックでカーテンレールにかけたり、ハンギングポールにかけたりする方法もあります。

観葉植物で部屋をおしゃれに見せるコツのまとめ

おしゃれに見せるコツは、広さと高さを意識して、無のスペースに観葉植物を配置することです。
色のトーンを統一しテーマを決めると、コーディネートがしやすくなります。
バランスを取るには、観葉植物と部屋の家具を点と線で結んでみるというのもいいですね。
隠すと画す、見せると魅せる、をうまく使い分けて配置しましょう。