パキラは、金運を呼び込む観葉植物としてもよく知られていますが、花言葉が快活という意味があることから、引越し祝いに贈る観葉植物としても大変人気があります。
サイズはテーブルサイズのお手頃なものから、かなり大きく存在感のあるサイズまで幅広くそろっています。
観葉植物を扱う専門店では、高さが1m80cm前後の大きいサイズのパキラ数本を、幹を編み込んだ状態で販売しています。
見栄えもよく、最初から大きめの鉢に植えてあるので、お手入れも楽ですし、引越し祝いにはリボンやラッピング、立札などもできるからお祝いの品としても十分通用します。
室内に向いているパキラ
パキラは暑さに強い観葉植物ですが、寒さにはめっぽう弱いので寒い時期は室内に置いておくのがおすすめです。
暑さには強いのですが、葉を直射日光に当てると日焼けをして葉が枯れてしまいます。
室内で日が当たる窓際に置く程度なら問題ありませんが、外に置く時は直射日光が葉に当たらないよう注意が必要です。
適度に日光は必要ですから、午前中は室内の日当たりのいい場所に、午後は日陰に置くなど日に当てる時間は調整が必要です。
パキラの水やりについては、季節や成長具合でも変わってきます。
成長期と真夏は毎日水をやりますが、休止期と冬は土が乾いてから水やりをする程度で十分です。
水が必要な時はたっぷり与え、あまり必要ではない時はやりすぎると根腐れを起こすので注意してください。
成長期は肥料も適度に与えると、良く育ちます。
シンボリックなモンステラ
モンステラの葉は特徴的な形をしていますが、ハワイでは幸せのシンボルとなっていてハワイアンキルトにもよく使われる模様です。
花言葉は、嬉しい関係や壮大な関係となっていますが、部屋に置いておくだけで南国ムードが漂うことから意外と人気があります。
モンステラは葉の形が特徴的ですが、葉の形はそれぞれ違うので、葉を楽しむこともできます。
サイズもいろいろありますが、引越し祝いに贈る場合は、60cmから70cmくらいのサイズが見栄えもよくおすすめです。他には30cm程度のお手頃サイズもありますし、2m以上のビッグサイズもあります。
ただ引越し祝いに選ぶには、置き場所を考えて大きすぎないことも大切です。
ハワイの観葉植物というイメージがあるモンステラは、日光がよく当たる場所を好みます。
ただし夏は直射日光が当たらないよう、レースのカーテンや木陰などに置くようにします。
南国の観葉植物ですから暑さには強いですが、5度以下の気温が苦手です。
夏の直射日光と冬の温度だけ注意していれば、比較的強いですから育てやすいです。
水やりは夏は毎日ですが、寒い時期は土が乾燥している時に与える程度でOKです。
肥料については春から夏に栄養を必要としますが、秋から冬はあまり栄養は必要としません。
ただし元気がないと感じた時は、状態を見ながら固形肥料か、液体肥料を与えます。
前向きになれるドラセナ
引越し祝いにおすすめの観葉植物としては、他にもいくつかあります。
ドラセナは、花言葉が幸せや、永遠の愛となっていて、新しい生活に向けてお祝いを贈りたい時にもぴったりです。
ドラセナは上に向かって伸びる習性があるので、少し背が高めです。
園芸店でも扱っていますが、1m前後のものが多いです。
背は高いですが、幅はそれほど取らないので置き場所にも困りません。
ドラセナはアフリカ原産の観葉植物ですが、直射日光に当てると葉が焼け枯れてしまいます。
せっかくのシュっと延びているドラセナの良さが失われてしまうので、直射日光に当てないよう注意が必要です。
ブラインドやレースのカーテンなど、日差しを遮るものがあると安心です。
水やりは、春から夏には毎日でもOKですが、冬はあまり水を必要としません。
土が乾いていたら少量の水をやるか、葉に霧吹きで水を吹きかける程度でも十分です。
観葉植物の多くがそうであるように、肥料も水を必要としている成長期に与え、休止期は与えなくても問題ありません。
印象的なサンセベリア
置き場所を取らず、スマートなのに存在感があるサンセベリアも引越し祝いにおすすめの観葉植物です。
花言葉は永久や不滅で、空気をきれいにする観葉植物としても知られています。
サンセベリアにはいくつか種類があって、種類により色や葉の形も異なりますが、日本の園芸店で販売されているものは、葉がシンプルで大きさも窓際に置けるちょうどいいサイズが多いです。
生命力が強く、日光浴は１日数時間でOK、葉に水をためこむ力があるので、頻繁に水やりをしなくていいからお手入れはとても楽です。
夏は毎日水やりをしても大丈夫ですが、冬は土や葉の状態を見て調整します。
肥料は液体肥料なら2週間に1回程度、固形肥料なら2ヶ月に1回程度で十分です。
観葉植物にはいろいろな種類があり、葉の色や形で雰囲気が変わります。
引越し祝いの贈り物としても喜ばれますので、部屋の雰囲気や広さに合わせて選んでください。
